和歌山ライブの歩き方　

「嘘は罪」なら、罪作り・・・



「嘘は罪」(It's a Sin to Tell a Lie)

2010年5月28日、和歌山市太田 のジャズスポット・テイクファイブで神前理恵のライブが行われた。２回目ステージでは満席となる盛況ぶりだった。バークリー音大卒のピアニスト工藤隆とのデュオは、今年だけでも４回目。九州・博多から駆けつける理知的な彼のピアノとおおらかな神前理恵の歌唱は、余程相性が良いのだろう。ジャズのスタンダードナンバーに、ビリー・ジョエルなどポップナンバーも交え、実に楽しく歌い上げた。大きなアンコールの拍手に包まれた素敵な夜となった。

年初のインタビューでは、「今年は、もう１回か２回ライブができたらいいわ・・・」と、今となっては、罪の無い嘘・・・。声の艶から、ヘアスタイルまで、すっかりライブステージの楽しさを取り戻したようだ。熱心なサポーターやファンに応えるかのように、毎月のようにライブを重ねている。６月には２回のライブが予定され、今後さらに多様なジャズ・ミュージシャンたちとの共演も期待される。熱心なサポーターの弊誌へのコメント（↓再掲）が罪にならない日が実現しつつある。｛Ｋ｝

　　神前理恵は、かつて美人ジャズシンガーが持てはやされた時代に
　　綾戸智恵に師事、京阪神でジャズボーカリストとして活躍。
　　結婚、出産、育児ブランクを経て故郷和歌山で復活し、
　　パワフルな歌声で『ジャズ不毛の地和歌山』でムーブメントを巻き起こしている。
　　明朗な性格と生き方に憧れる同姓が多く、
　　ライブ毎にファンが殺到、その数は増殖する一方である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Posted by ﾐｽﾀｰﾃｨｰ






ライブの感想等お待ちしています