和歌山ライブの歩き方　

　
　
写真：[沙門宏幸/山本友彦/春菜美保]　[唄う参加者]　[司会：宇和千夏/細見総支配人]

ホテルの豪華な宴会場で唄う歌声喫茶が、和歌山市のロイヤルパインズホテル、ホテルグランヴィア、ダイワロイネットホテルで１１月１７日（火）から３日間連続して開催された。多くのファンが詰めかけ、その人気の高さが注目されている。

各ホテルは、司会者、ソングリーダー、伴奏者などに嗜好をこらし、華を競い合っている。その中で、今回は最多開催回数のダイワロイネットホテルの”モンティグレ歌声ひろば”をライブ！レポした。

昭和30年ごろ登場した歌声喫茶は、ソングリーダーのもと全員が声をそろえて、ロシア民謡や唱歌、歌謡曲などを歌う。カラオケが登場するまで、日本中で大流行した。青春時代にブームを体験した世代と、若い世代が入り、女性客が８割を占める中、１５曲の歌唱を満喫した。

”モンティグレ歌声ひろば”では、選曲に工夫を凝らし最近の曲も多い。これは回を重ねる度にリクエストを受け付けてきたもの。今回は演歌歌手の春菜美保と沙門宏幸がジャズピアニストの山本友彦の伴奏で唱歌など歌うミニ・ライブも行い、唄う楽しみに聴く楽しみを加えた。また、ホテルの総支配人自ら司会を務め、クイズやアトラクションを盛り上げている。

ケーキやドリンクが付くホテルの歌声喫茶は、レトロ気分にちょっとしたゴージャス感を演出する新しいエンタテイメントに進化しつつある。同ホテルでは、次回を２０１０年２月１日（月）とし、年間４回の開催を計画している。各ホテルの歌合戦は、歌好きには見逃せない企画となりそうだ。｛Ｋ｝


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